2018年からCELINE/セリーヌのチーフデザイナーを務めるエディ・スリマン。彼はイヴ・サン=ローランやディオール・オムといった数々のハイブランドで革新的なデザインを施し、世界中の流行を作ってきたデザイナーです。
今回は、そんなエディ・スリマンの経歴と、彼が手掛けたCELINE/セリーヌの最新人気アイテムを318Store公式オンラインストアから紹介します。
エディ・スリマンの経歴
エディ・スリマン(Hedi Slimane)は1968年にフランスのパリで、チュニジア系の父親とイタリア系の母親との間に生まれました。
1988年にフランス屈指のエリート養成校であるパリ政治学院を卒業し、その後ルーブル美術学校(エコール・ド・ルーブル)で美術について専門的に学びます。エディのデザインが他者と一線を画するのは、これらの学校で学んだ深い教養が根底にあるためかもしれません。
1990年からファッション業界で働き始め、1997年からイヴ・サン=ローラン(YSL)のディレクター、2000年にディオール・オム(ディオールのメンズライン)のディレクターに就任します。
今でもディオールやサンローランと言えばデニム、スキニーデニムと言えばディオールやサンローランと想起するユーザーは多いのではないでしょうか?
そういったイメージを根付かせたのは彼の功績と言えます。
2012年から2016年にはイヴ・サン=ローランのクリエイティブ・ディレクターとして全コレクションを統括しました。この間、ブランド名をサン・ローラン・パリ(サン・ローラン)に改め、ネームロゴも刷新するなど、ブランドに革新的な風を巻き起こしました。
このようにデザイナーとして活躍する中で、スキニーやライダースなどの当時ほとんど見られなかったアイテムや、オールブラックといったファッションを流行に導き、時代を彩ってきました。
そしてCELINE/セリーヌのチーフデザイナーへ
2018年にCELINE/セリーヌのチーフデザイナーに就任したエディ・スリマンは、2019年春夏コレクションから彼らしさを全面に出し、CELINE/セリーヌで初となるメンズコレクションを発表します。
またCELINE/セリーヌでもロゴを新たにし、現在のシンプルかつ洗練された「CELINE」ロゴに生まれ変わらせました。これは一つ目のEの上に付いていたアクセントマークを取り除き、1930年代に使用されていたフォントを再度使って文字間隔を狭めたものです。CELINEの伝統を復活させつつ、現代らしいシャープなテイストに再定義したエディ・スリマンのセンスに脱帽です。
そんなエディ・スリマンが手掛ける現在のCELINE/セリーヌのコレクションは、見る者を惹きつける魅力とオリジナリティに溢れています。
注目すべきは”「細ぎる足は不健康的で社会的にいい影響を与えない」とされる風潮がアメリカ・ヨーロッパを中心に広がり、かつストリートファッションが注目を浴びる現代にエディ・スリマンが復活を遂げ、どのようなファッションを発信しているのか”という点です。
エディ・スリマンは見事、CELINEのコレクションで現代的な風潮と彼ならではの個性を両立させたデザインを完成させています。
CELINE/セリーヌ最新人気アイテム
318StoreではCELINE/セリーヌの最新コレクションを取り扱っており、今回はその中でも特に人気のアイテムを紹介します。(画像をタップすると商品ページにリンクします)
【CELINE/セリーヌ シャツ <2C517> ブルー(青)】
春夏コレクションらしい爽やかなブルーが特徴的なオープンカラーシャツです。CELINE/セリーヌにしかないこの柄で、周りとの差別化を図りませんか?
【CELINE/セリーヌ ブルゾン <2W559819L> SIL】
一見するとハードルが高いこのシルバーのブルゾンですが、着てみると違和感無く一歩進んだオシャレを体現できます。エディ・スリマンらしいロックなテイストはそのままに現代の風潮やストリートのトレンドを受け入れたデザインです。
あのエディ・スリマンが今なお最先端のファッションを発信していることに感慨深くなるファンも多いはず。
【CELINE/セリーヌ ジーンズ <2N638365M> インディゴ】
上記アイテムの他にも、318Storeオンラインショップでは小物を含めたCELINE/セリーヌの最新アイテムを販売中です。是非一度ご覧ください!
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